動作の説明
順を追ってご覧ください。

●ハンドルを回すと...
親ガモが、カードを受取ろうと腕を下ろします。

●さらにハンドルを回すと...
屋根の上の子ガモが、旗を振り下ろします。

●カードが飛び出してきて...
落ちてくるカードを、下で待っている親ガモが、両腕でしっかりと受け止めます。

●最後までハンドルを回すと...
カードを持った親ガモが、素早く正面を向きます。

●カードを差し出します。
カードを傷めないよう、お客様が受け取りやすいよう。丁寧な仕事を心がけています。

●カードをお取りください！
カードを渡すと、親ガモは元の位置に戻り、次に備えます。

●８枚連続してお渡しできます。
ハンドルを１２０度回転するだけの操作で、次々にカードを差し出すことができます。

●カードの補充方法
リセットレバーを引いてから、ホルダーにカードを差し込みます。
[最大セット数：８]
異なる２種のカードを１セットにして入れることもできます。

メカニズムの動力源はハンドルを回す人力ですが、それを位置エネルギーとして蓄えるオモリが重要な役割を果たしています。
サブタイトルの「グラビティー」はオモリにかかる重力のことです。

「江戸からくり」に迫るメカ
ハンドルが、僅か３分の１回転する１秒ほどの間に、次の動作への備えも含め、すべての動作を行います。

「難しさ」こそ創る「楽しみ」
８枚のカードは一時的に空中を飛ぶため、送出・受取のタイミングと位置の精度が要求されます。

さらに、人がカードを受取るというイベントをトリガーとして組み込み、サイクルとして完結させる必要があります。